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鹿を蹴る男は何人?:奈良公園の鹿はどこから来たか【由来】
奈良公園の鹿をボコボコに蹴ったり叩いたりする男。この男、中国人? それとも日本人? -
信長と弥助:戦国時代日本から黒人奴隷の流行が始まったのか
『当時、権威の象徴としてアフリカ人奴隷を使うことが流行していたようだ』ということ。『黒人奴隷は、日本から始まった』というもの。とんでもない言いがかり、ではないだろうか。この流言の真偽の程は…。 -
士大夫とは何か:士大夫の社会的意義と変遷―身分・官僚・知的エリート
士大夫は古代中国周代の統治者階層を指し、宋代には優秀な科挙合格者が士大夫として選ばれる傾向にありました。女性は男性の添え物とされ、封建制は秦の始皇帝によって廃止され、郡県制が導入されました。漢代以降、士大夫は読書人、知的エリートとされ、政治、社会、文化の支配階層を形成しました。 -
茨城県の読み方は、なぜ「いばらき」なのか:茨城の本当の意味は何?
どうして「茨城」は「イバラキ」と読むのでしょう。実は、「茨城」の古代の読み方「牟波良岐」に由来。『茨城』は「茨(イバラ)で造った城(キ)」のことだと言います。はたして本当でしょうか。「茨城」には、隠された別の意味があるのです。それは何? -
藤原鎌足の生誕地:藤原氏一氏独裁の基を築いた鎌足の故郷は、常陸鹿島?
藤原鎌足の生誕地について大きく二説がある。一つは、大和国高市郡大原説。もう一つは、常陸国鹿島説。有力説は大和出身説だが、古来より鹿島説も根強い。鹿島は、鉄の産地でもあり、武力に優れるもののふの地でもある。この記事では、鹿島を鎌足生誕の地とする根拠を解き明かす。 -
徳川家光(竹千代)ってどんな人:【三代将軍、家光の評価】
「生まれながらの将軍」家光は、幕藩体制の基礎を築いた将軍として知られる。この3代将軍家光を評価し、通信簿を付けるとするとどうなるだろうか。 -
徳川秀忠てどんな人、【二代将軍秀忠の評価】
徳川秀忠の業績を探る、日本史の旅に出かけましょう。将軍として権力を握り、武士の時代に多大な影響を与えた彼の名声と歴史的意義にまつわる謎を解き明かすのが、この探検の目的です。徳川秀忠の評価と日本史への貢献の謎を解き明かし、彼の評価とその意... -
【初代将軍『家康』の評価】:他の戦国武将に比べて人気が低い理由
徳川家康という名前は、日本の統一と徳川幕府誕生の代名詞です。彼は、日本の歴史、文化、社会を形成する遺産を持つ、日本で最も影響力のある指導者の一人と考えられています。家康のリーダーシップは、その軍事的戦術から政治的才能に至るまで、何世代に... -
天孫族タケミカヅチを祀る鹿島神宮が、なぜ常陸(現茨城県)にあるのか
鹿島神宮は常陸の国の一宮。祭神はタケミカヅチ。下総国の一宮香取神宮とセットで霞ヶ浦を挟んで祀られている。香取の祭神はフツヌシ。タケミカヅチと同様天孫系の武神。大和から遠く離れた関東に、なぜ両神宮社が祀られているのか。 -
朱子学者「林羅山」の思想:朱子学で言う「理気二元論」とは何か
日本人の思想的な根幹を造っているのは、儒教だと言って過言では無い。その日本儒教の基(もとい)を創り上げたのは、林羅山。羅山が日本に広めようとした朱子学の思想とはどういうものか。そして羅山自身の思想とは。